建物は、新築から年数が経つにつれて経年劣化し、傷みが生じてきます。
瓦のヒビ割れ、ズレ、傷み、外壁のヒビ割れ、塗膜の劣化、剥がれ、目地の割れ等が生じると建物全体を傷め、雨漏りの原因にもつながります。
一番高価な財産を保持するためにも、点検・補修を含め塗装(防水)は、大体のお家で必要となってきます。
「春がいい」とか「秋がいい」とかさまざま言われておりますが、ではいつの時期がいいのでしょうか?基本的には、どの時期でも問題はありません。
ただ注意点としまして、水・湿気が絡むとよくありませんので、冬場の夜露・霜には十分な注意が必要です。
乾燥状況、天候を把握し・確認し工事を行なう必要があります。
基本的には、10年~15年が1つの目安となります。ただ、環境、立地条件等にもよりますので、必ずしもしないといけないと言う訳でもありません。
時期がきましたら劣化状況を把握する意味でも、専門家にみてもらったらいいでしょう。
劣化状況により、大切なお家を保護・よい状態で維持するためにも、早めのお手入れをお薦めします!
家々によって、大きさ、付帯部塗装箇所、劣化状況が違うため、何日とははっきり申し上げられませんが、おおよそ2~3週間です。
また、天候等に左右されるため、工事期間が延びる場合もあります。
まず塗料には、水性と油性(溶剤)があります。
上塗り塗料としておおまかにアクリル・ウレタン・シリコン・フッ素・無機があり、耐久性としまして、アクリル5年・ウレタン8~10年・シリコン10~13年・フッ素・無機20年前後と言われています。
耐候性は、屋根か外壁かによって大きく変わってきますし、水性か油性かによっても変わってきます。近年では、費用耐効果を考え、より耐久性のある塗料で塗り替えされる傾向にあります。
窯業系サイディングの場合、外壁目地・サッシ廻りにシーリングを打ってますが、紫外線・振動・雨水等によりヒビ割れ、剥がれ、材料の劣化が生じてきます。
劣化状況により、打ち替え(既存のシーリング材を撤去し打ち替える)増し打ち(上からの補填)作業を行ないます。
劣化が激しい場合、湿気の浸透、雨漏りの原因にもなり、家を傷めることになりますので、早めの処置が必要です。
また、モルタル壁の場合、ヒビ割れ部含め、全目地シーリングを打った方がいいでしょう!
一概には言えませんが、工事金額は、塗装面積(外壁・屋根)、付帯塗装部(樋・軒天、庇、基礎、鉄部・木部等)、目地の打ち替えの有無、また使用材料によって大きく変わってきます。
外壁・屋根塗装の場合、おおよそ80万~150万(税別)の間に収まるのではないでしょうか。
常識的に考え、180万を超えてくると論外な金額といえるでしょう!
詳しくは、どんな事でも結構ですのでお気軽にご相談ください。
※ 一般的な2階建てが目安の金額です。